こんにちは、スタッフHです。
楷書体、草書体、行書体……名前は知っているものの、これらの筆書体、ハイジーではクライアントワークでほぼ使用しません。
Macに入っているものの、普段は使用停止にしているくらいです。
筆書体とは、その名の通り筆で書いたような書体のこと。
普段は縁遠いその筆書体ですが、最近使用する機会がありまして。これを機に「筆書体」を改めて見直してみました。
[01]楷書体(かいしょたい)
筆書体の中で、一画一画を正確に組み立てられた書体です。
わかりやすく、読みやすい書体です。「筆」感は少々ひかえめ。
そんな楷書体の中で、最近「いいな」と思ったのはこれ、モリサワの「花胡蝶」。
シャープで端正。美しいです。
楷書体で誰でも馴染み深いものといえば、教科書体でしょう。
懐かしいフォルムですね……国語の時間を思い出します。これで「ごんぎつね」とか宮沢賢治とか読んだなあ。
[02]行書体(ぎょうしょたい)
整然とした楷書体から、ちょっと崩した書体。
書き続けしている部分があります。
楷書体よりも「筆」感が強いですね。
[03]草書体(そうしょたい)
字画の省略が多い書体。いわゆる「くずし文字」です。
手書きの場合、草書の目的はスピーディに書くこと。
書体化されても、その精神は受け継がれています。フォントにもよりますが、かなり崩されているので漢字は訓練なしではほぼ読めません……。「草書の覚え方」という本は、ロングセラーみたいですよ。
こんな優雅な字で、手紙など書いてみたいものです。
[04]隷書体(れいしょたい)
認め印でよく見かける書体ですね。
筆の始まりと終わりに特徴があります。
あと、よく見かけるのは漫画の吹き出しでしょうか。
神様とか悪魔とか、人外で強そうだったり、偉そうだったりする人が話すときはこの書体なイメージです。
もしくは、ホラーなイメージの強い古印体。(これは、隷書体ではありませんが……)
改めて見直すと、すごく勉強になりました!
普段使用しない書体を使うのは楽しいものですね。
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