先日、東京ロケの合間に行ってきました、国立西洋美術館。お目当てはもちろんロダン!
上野の美術館敷地に足を踏み入れるなり、ロダンの代表作『考える人』『カレーの市民』『地獄の門』などが、出迎えてくれるかのごとく屋外展示されているという超豪華さ。
彫刻ファン歴の浅いぼくは、いやおうなしにテンションが上がってしまいます。
先に公開されたロダンの映画がイマイチだった気分を取り戻してあまりある迫力。
『カレーの市民』
今回、実物のロダン作品を観て、想像以上によかったのがこれ。
イギリス軍に包囲され飢餓におちいったカレー市民を救うために、犠牲として降伏した6人を描いています。自己犠牲でありながら死に直面した個々の姿を下から見上げる。なんという迫力。
『地獄の門』
ダンテの「神曲」地獄篇第3歌に登場する地獄への入り口らしいです。
ロダンの映画の中でこの作品の制作シーンが多く描かれていたので、親近感を感じてしまう。
『考える人』
ご存じ『考える人』。誰でも知っている作品じゃないでしょうか。
このボリュームと造形が、ホントに素晴らしい。
※余談ですが、今回はじめてiPhoneXのポートレートモードで写真を撮影しました。ご覧の通り、スマホカメラなのに背景がボケるんですよね〜。ちょっと感動しました。
おまけ
最後に、ミュージアムショップに面白いものがあったのでご紹介を。
『考える人』のメモ。
なかなかのユニークさ…気に入りました。
国立西洋美術館、とっても気に入りました。
常設展だけなら、たったの500円で名作の数々を目のあたりにできるうえにコルビジェの設計を堪能できます。