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ノクチクロンの描写力


ライカのノクチクロン42.5mm f1.2はホントに優秀なレンズなので、
撮影するのが楽なうえ、楽しいレンズです。

このレンズを楽しむため、GH5と組み合わせて仕事場の周辺を散歩がてらに撮影してきました。

開放から、ためらないなく使える

これレンズは、大口径レンズにありがちな絞り開放で撮影すると少しホワッとしたり柔らかくなったりといった心配を全くせずに使えるのが魅力。
(まあ、それがレンズの個性になったりして魅力的な場合も多いのですが…)

ノクチクロンはやっぱり開放で楽しみたい。

この日も、絞りリングはほぼ1.2固定したまま撮影。

群生してる植物を俯瞰から撮っただけでも…
ピント位置からズレた高さの葉っぱはボケながら、合焦部分はしっかりシャープなので立体感がでてなんとも心地良い感じです。


水面の大半をボカして、印象派絵画をイメージ…

前ボケを入れた定番の構図…

けっこう距離をとって撮影してもピントに差がつくので奥行き感が出ます。

大胆に、レンズを光源に向けてみる

ノクチクロンは逆光に強いのはもちろんなんですが、光源(太陽)をフレーム内に完全に入れてしまっても、ご覧の通り。


どうでしょう?
具体的に他のレンズと比較したわけじゃないですが、F1.2開放でここまで光源を入れてしまったら、画面全体がもっと白っちゃけてしまいそうですが、
しっかり描写できてるんじゃないでしょうか。

また、GH5との組み合わせでオートフォーカスのスピードが早いのも大きな魅力。上記のように、車が低速で過ぎるくらいなら瞬間的にフォーカスを合わせてくれます。とってもラクチン。


マイクロフォーサーズの弱点である“おおきなボケを得られにくい”ことを補ってくれる、こういった大口径レンズはやっぱり頼りになりますね。

 

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